発表
発表日:1960年12月15日
出版:別冊週間漫画TIMES 芳文社
あらすじ
水増食品は、お湯をかけるだけで食べられるインスタント・フードの開発に力を入れていた。部長はその試食と称して、毎日同じような商品を部下に食べさせていたため、社員たちからは密かに恨まれていた。
ある日、部下の高木は部長が女遊びをしている現場を目撃。怒りに任せて、部長の昼食に熱湯をかけて嫌がらせをする。しかしその直後、部長は昼食に混入されていた青酸カリによって死亡してしまう。
容疑をかけられた高木は、部長の夜遊びの事実を警察に報告し、ナイトクラブへと調査に向かう。そこで部長が連れ出していた女性の部屋を訪ねると、青酸カリが置かれているのを発見。
調べの結果、部長は精力剤と勘違いして、青酸カリを一粒持ち帰ってしまったことが判明。事件は事故として処理されることとなった。
収録されてる出版物
| タイトル | 出版社 | 発行年 | ページ数 | 判型 |
|---|---|---|---|---|
| 手塚治虫文庫全集 ひょうたん駒子 | 講談社 | 2011年6月10日 | 512ページ | 文庫 |