『シュマリ』オリジナル版がついに復刊!

手塚治虫の歴史ロマン漫画『シュマリ』のオリジナル版が、復刊ドットコムより発売されることが決定しました。

引用:復刊ドットコム-シュマリ 《オリジナル版》 全3巻

全3巻構成&豪華仕様

オリジナル版は全3巻で、配送時期は以下のように予定されています:

  • 第1巻(2025年7月刊):324ページ(第1話~15話)
  • 第2巻(2025年9月刊):330ページ(第16話~30話)
  • 第3巻(2025年11月刊):364ページ(第31話~45話

価格:各巻 6,380円(本体価格 5,800円 + 消費税)
一括購入(全3巻):19,140円(税込)

また、復刊ドットコムで一括購入すると、複製原画3点セットが特典としてもらえるようですが、変更の可能性もあるため、詳細は公式情報をチェックするとよさそうです。

オリジナル版ならではの魅力

今回の復刊では、連載時と同サイズの B5判 で収録され、読みやすさが向上。さらに…
カラーページが再現!
全話の扉絵を初収録!
オリジナルエンディングの採用!
特にシュマリの扉絵は、物語とは別の連作形式になっており、ファンにとって貴重なコレクションとなりそうです。

引用:手塚治虫全史 秋田書店 [ビッグコミック 1974年6月10日号~1976年4月25日号]

『シュマリ』とは?

『シュマリ』は、明治初期の北海道を舞台にした壮大な歴史ロマン漫画。
かつて旗本だった主人公・シュマリは、妻を奪われた過去を持ち、北海道へと渡ります。アイヌの族長から「シュマリ(狐)」という名前を与えられ、新たな人生を歩み始めるのです。

物語では、彼が北海道の原野をさまよいながら、五稜郭の戦いで隠された黄金を巡る争い、開拓民との関わり、そしてアイヌ文化との交流が描かれます。
時代の波に抗いながらも力強く生き抜くシュマリの姿は、読む者に深い感動を与えるでしょう。

『ゴールデンカムイ』だけじゃない!アイヌ文化を描いた名作

アイヌ文化を題材にした漫画といえば『ゴールデンカムイ』が有名ですが、手塚治虫の『シュマリ』もまた、北海道の歴史やアイヌ文化に触れた作品として価値ある一冊。

手塚治虫が描く独特の世界観、歴史ドラマの奥深さ、アイヌ文化との交わり…
この機会にぜひ、オリジナル版で『シュマリ』の魅力を味わってみませんか?

詳細は復刊ドットコムをチェック! この貴重な復刊をお見逃しなく!
復刊ドットコム-シュマリ 《オリジナル版》 全3巻

最近、『百物語』『ネオファウスト』『リボンの騎士』『シュマリ』と復刊が続きますね。。。
嬉しいことですが財布には優しくないという。。。