牛若


引用:手塚治虫文庫全集 メタモルフォーゼ 講談社

牛若は、小柄で気の強い中学生。自分の体格にコンプレックスを抱えていて、「男らしくなりたい」「強く見られたい」という思いが強い。べんけいに決闘を挑むのも、実は自分にないものを持つ彼への嫉妬や憧れが混ざっている。
強がってはいるけれど、内面は不安定で、無理をして“男らしさ”を演じている。べんけいとの関係を通じて、彼は本当の強さとは何か、友情とは何かを学んでいく。
少女を救う事件では、べんけいと協力しながら、自分の弱さを受け入れ、少しずつ素直になっていく。彼の成長は、べんけいとはまた違った形で「自分らしさ」を見つけていく過程でもある。

デビュー

デビュー年:1976年
デビュー作品:メタモルフォーゼ べんけいと牛若

出演作品

出演年出演作品役名備考
1976年メタモルフォーゼ べんけいと牛若