発表
発表日:1960年9月
出版:別冊週間漫画TIMES 芳文社
あらすじ
マネキン職人の左甚六郎は、デパートに展示されている女性のマネキンを「自分の娘だ」と言い、頻繁に会いに来ていた。ある日、仕入部長がそのマネキンに触れていたところ、左甚六郎と口論に。帰り道、左甚六郎は何者かに殺害されてしまう。
容疑は仕入部長に向けられるが、決定的な証拠は見つからない。ゴリ警部は、左甚六郎が執着していたマネキンに何か秘密があると考え、張り込みを開始。やがて現れたのは、やはり仕入部長だった。
しかし彼の目的は、マネキンに隠された宝石だった。以前その近くで宝石が落ちていたことがあり、マネキンの中に隠されているのではないかと調べていたのだ。実際、宝石は5年前に左甚六郎が盗んだもので、マネキンの内部に隠されていた。
事件の真犯人は、宝石を狙った左甚六郎の元泥棒仲間であることが判明し、事件は解決する。
収録されてる出版物
| タイトル | 出版社 | 発行年 | ページ数 | 判型 |
|---|---|---|---|---|
| 手塚治虫文庫全集 ひょうたん駒子 | 講談社 | 2011年6月10日 | 512ページ | 文庫 |