発表
発表日:1960年11月17日
出版:別冊週間漫画TIMES 芳文社
あらすじ
宇留佐賀太の選挙活動を手伝う田中は、毎晩「車にひかれる夢」に悩まされていた。脅迫観念から車を極度に恐れ、横断歩道すら渡れないほどだったが、街宣車の運転手としても活動していた。
ある日、街宣車の運転中に女性をひいてしまい、田中は彼女を介抱して自宅まで送り届ける。だがその部屋で、彼女に睡眠薬を打たれてしまう。実は彼女は、同じ地域で選挙活動をしていた浅間椎の関係者だった。
警察の調査によりこの事実が発覚し、浅間椎は失脚。宇留佐賀太は無事当選を果たす。事件をきっかけに、田中は宇留佐賀太の娘と結婚し、娘婿となる。
こうして田中は“車にひかれる”悪夢からは解放されたが、結婚後は“嫁にひかれる”現実が待っていた。
収録されてる出版物
| タイトル | 出版社 | 発行年 | ページ数 | 判型 |
|---|---|---|---|---|
| 手塚治虫文庫全集 ひょうたん駒子 | 講談社 | 2011年6月10日 | 512ページ | 文庫 |