


基本情報
放送日:1969年1月2日
放送時間:20分
放送局:NHK
製作:虫プロダクション
あらすじ
少年・太郎くんは、歯医者の椅子のような形をした不思議な装置に座った。
その椅子は 「ワンダー1919号」 と名乗り、何か注文をしないと元の場所へ返してくれないという。
太郎くんは迷った末に、宇宙旅行を注文した。
すると椅子は時空を超え、太郎くんを宇宙へと連れ出す。
最初に到着したのは月。
そこにはデパートや球場があり、まるで街のように賑わっていた。
球場では野球が行われていたが、月の重力は地球の6分の1。
選手たちの動きはふわりと浮かぶようで、地球とはまったく違う光景だった。
旅を続けると、ロケットの交通渋滞に遭遇する。
さらに火星では、開拓基地が広がり、人々が新しい生活を築こうとしていた。
そして宇宙の果てに辿り着いた太郎くんが見たものは、鏡に映る自分の姿だった。
その先へ進むと、突然景色が消え、気づけば太郎くんは自分の部屋の中にいた。
ワンダーくんは、最後にこう説明する。
最近この宇宙は風船が膨らむようにどんどん膨れているということがわかってきた。
その膨れる早さは想像もつかないくらいのものだ。
だから今のところ宇宙には果てがないといってもいいだろう。
そして、おそらく人間の力では永久に宇宙の先がどうなっているか確かめることはできないに違いない。
声の出演
- ワンダーくん(声:三輪勝恵)
- ナレーション(木下秀雄)
スタッフ
- 原案:手塚治虫
- プロデューサー:米山正彦
- 監督:杉山卓
- 作画:杉山卓、月岡貞夫
- 音楽:横山菁児
備考
- NHKのお正月特別教養番組として放映
- 漫画の「ワンダーくん」は関係ありません
【資料】
・手塚治虫劇場 手塚治虫のアニメーションフィルモグラフィー
・NHKアーカイブス「幻の手塚治虫アニメ“復活版”を公開!」(#078 2015.10.23)