
発表
発表日:1971年5月 – 1971年9月
出版:よいこ 小学館
あらすじ
■ミラクル・キャンデーの巻
帰り道、交通事故で一人の女性が命を落としてしまう。天国で彼女は「メルモがかわいそうだから帰らせてください」と神さまに訴え、ふしぎなキャンディを授けられる。そして地上へ戻り、メルモにそのキャンディを渡す。
青いキャンディを食べると体が大きくなり、赤いキャンディを食べると小さくなるという力を持っていた。メルモはそのキャンディを近所で家を建てていた大工さんに欲しいと言われ、赤いキャンディを配ってしまう。すると大工さんたちはみんな赤ん坊になってしまった。
■おでかけの巻
隣に住むおばあさんにお寺参りへ誘われたメルモは、一緒に出かけることにする。しかし歩くのが遅いおばあさんでは日が暮れてしまうと思い、メルモは大人の姿になっておばあさんを背負い、お寺まで連れていく。
ところが、お寺がつまらないと感じたメルモは、おばあさんを子どもの姿に若返らせ、遊園地へ連れて行って思いきり遊ばせる。元の姿に戻ったおばあさんは遊園地がとても楽しかったようで、お寺でもまるで公園で遊ぶ子どものようにはしゃぎ回るのだった。
■捨てネコの巻
メルモは、何匹もの捨てネコを見つけて心を痛める。子猫だけで過ごしているのが可哀想に思い、そのうちの一匹をキャンディで大人のネコに成長させてあげる。
ところが家に戻ると、そのネコがキャンディを盗んで逃げていく。メルモがあとを追うと、捨てネコたちのそばには本当の親ネコがいた。キャンディを盗んだ理由は、子猫の姿に戻って親ネコと一緒にいたかったからだった。
■花火の巻
■ブルドッグの巻
ブルドッグの子どもは、いつも他の犬に泣かされていた。かわいそうに思ったメルモは、「大人になれば強くなれるよ」とキャンディを食べさせ、成長させてあげる。しかし大人になったブルドッグは力を得たことが嬉しくなり、元に戻りたくないと暴れ回ってしまい、ついには野犬収容所へ連れていかれる。
メルモはブルドッグを助けるため収容所へ向かい、そこにいるすべての犬に「もう悪さをしないなら」と条件をつけてキャンディを使い、子犬の姿に戻してあげるのだった。
収録されてる出版物
登場キャラクター
【資料】
・手塚治虫文庫全集 ふしぎなメルモ 講談社
・ふしぎなメルモ トレジャー・ブック 玄光社