こじき姫ルンペネラ


引用:メタモルフォーゼ 立東舎

映画オタクの青年が2000年前の亡命姫と出会い、逃亡劇に巻き込まれるファンタジーコメディです。

『スター・ウォーズ』のパロディで幕を開ける他、様々な映画のパロディが散りばめられている。
発表媒体が青年誌ということもあり、随所にお色気シーンが用意された。

発表

発表日:1980年7月7日 – 1980年12月1日
出版:ヤングマガジン 講談社

あらすじ

物語は、高田馬場の予備校に通う青年・陣内が、路上で奇妙な格好をした少女と出会うところから始まります。彼女は“こじき”のような姿をしているものの、不思議なランプを操る力を持っており、陣内はその魔法のような力に驚かされます。
実はこの少女は、2000年前のツリイラン国から現代に逃れてきた亡命者であり、ルンペネラ姫の従者でした。姫はクーデターによって国を追われ、ランプの中に身を隠して現代へと逃れてきたのです。少女は、陣内の顔が姫の婚約者・ワッサンにそっくりだったため、彼を頼って身を寄せます。
しかし、クーデターを起こした男・アブクゼニも姫を追って現代に現れ、陣内と少女は逃亡生活を余儀なくされます。陣内は最初こそ戸惑いながらも、次第に少女と姫を守る決意を固めていきます。

収録されてる出版物

タイトル出版社発行年ページ数判型
メタモルフォーゼ立東舎2022年10月22日343ページB5

登場キャラクター