
悪魔の力で才能を得るか、天使の靴で幸せを選ぶか──少女つぐみが“自分の力で踊る”道を選び、呪われた赤い靴の運命を乗り越える寓話的バレエ物語。
発表
発表日:1959年1月 – 1959年7月
出版:りぼん 集英社
あらすじ
とあるバレエ団には、代々伝わる 赤と白、二つのトウシューズ があった。
赤い靴は「悪魔が化けた靴」と呼ばれ、
履けばバレエが驚くほど上達し、世界的なバレリーナになれる。しかしその代償として、無残な運命に遭い、死ぬ と言い伝えられていた。
白い靴は「天使の靴」と呼ばれ、
履いてもバレエは一向に上達しない。だが、履いた者は幸せになれる とされていた。
ある舞台で事故が起こり、踊り手が亡くなったことから、団はこの靴を処分することに決める。
少女 つぐみ は、捨てられたはずの赤い靴を偶然見つけ、その美しさに惹かれて履いてしまう。
その後、つぐみはバレエ団に入り、先生から贈り物として 「天使の靴」 を受け取る。
やがて、赤い靴をめぐって不幸な事件が続き、バレエ団では再び命を落とす者が現れる。
そんな中、赤い靴がつぐみの元へ戻ろうとするが、
つぐみはそれを拒み、白い靴を履いて自分自身の力で踊ってみせた。
収録されてる出版物
登場キャラクター
【資料】
・手塚治虫文庫全集 あらしの妖精 講談社