
絶対に落ちない飛行機も、絶対に落ちない美人も、強引に“落とせる”──そんな皮肉を描いた航空コメディ。
発表
発表日:1966年3月30日
出版:漫画サンデー 実業之日本社
あらすじ
史上最高の性能を持つ旅客機──その名も 「ナシノツブテ」号。
完全自動制御で、どんなトラブルも自力で解決する。
・計器が壊れれば、別の計器が自動で代わりを務める
・機体にヒビが入れば、接着剤が自動噴射
・空中分解しかければ、ヒモが機体を引き上げる
・燃料が切れれば、空中の元素から燃料を合成する
まさに 絶対に落ちない飛行機 だった。
そんなナシノツブテ号の初代スチュワーデスに、タダノブの彼女が選ばれた。
彼女もまた、飛行機と同じく“完全無欠の美人”。
タダノブには、彼女が落ちる気配などまったくなかった。
やがてナシノツブテ号の初飛行が行われる。
しかし──
絶対に落ちない飛行機は、着陸ができない という致命的な欠点が判明する。
空を飛び続けるナシノツブテ号。
地上では騒ぎが広がる。
その頃、タダノブはというと──
強引なアプローチの末、ついに“落ちるはずのない”スチュワーデスの彼女を 落とすことに成功 していた。
その経験からタダノブはひらめく。
「飛行機も、強引に落とせばいいんじゃないか」
そして彼は、ナシノツブテ号にも同じ“強引な方法”を試し、ついに着陸させることに成功した。
収録されてる出版物
登場キャラクター
【資料】
・手塚治虫文庫全集 フースケ 講談社