カーテンは今夜も青い


引用:手塚治虫文庫全集 あらしの妖精 講談社[カーテンは今夜も青い]

赤い色の恐怖に苦しむ女優を、舞台裏に仕掛けられた罠から救い出す物語。

発表

発表日:1958年1月15日
出版:少女 正月増刊 光文社

あらすじ

舞台女優の 目白千鳥 は、ある特定の“赤い色”を見るとショックを受けて倒れてしまうという病気を抱えていた。
劇の最中、赤い紙吹雪を目にした千鳥は舞台上で倒れてしまう。

代役として 笠サギ江 が選ばれるが、千鳥の体調が回復したため代役は不要となる。
その快気祝いの日、サギ江はわざわざ 赤いオーバー を着て現れ、周囲からは「代役が外れた腹いせではないか」と疑われた。

その頃、千鳥の妹 つぐみ のテーブルには
「明日昼までに命が危ない」
と書かれた紙が置かれていた。
さらにサギ江は赤い物を次々と持ってくるため、つぐみは彼女を怪しむようになる。

千鳥が赤い色にショックを受ける理由は、幼い頃の体験が潜在意識に残っていたためだった。

そして運命の“昼の12時”が近づく。
舞台で踊る千鳥の頭上には 赤いカーテン が吊られていた。
そのロープを切ろうとする手──しかし落ちてきたのは 青いカーテン だった。

犯人は 先生 で、事故に見せかけて千鳥を殺そうとしていたのだ。
一方サギ江は、事件を探るために女優になりきって潜入していた 女探偵 であり、
カーテンを赤から青へ付け替えて千鳥を守っていた。

また、サギ江が赤い物を大量に持ってきていたのは、
どの赤い色で千鳥が発作を起こすのかを確かめるため だった。

収録されてる出版物

タイトル出版社発行年ページ数判型購入
手塚治虫漫画全集 虹のプレリュード講談社1977年12月20日222ページB6楽天ブックスKoboAmazonKindle
手塚治虫文庫全集 あらしの妖精講談社2010年9月10日432ページ文庫楽天ブックスKoboAmazonKindle

登場キャラクター

【資料】
・手塚治虫文庫全集 あらしの妖精 講談社