
亡命してきた殿下の“革命騒ぎ”が、実は夫婦喧嘩だったという政治風刺ナンセンスコメディ。
発表
発表日:1970年4月
出版:漫画サンデー 実業之日本社
あらすじ
物語は大阪万国博覧会の会場から始まる。
ラーストビリ共和国のドンケツ殿下がアメリカ館を訪問していたその時、祖国でクーデターが発生したという知らせが飛び込んできた。
殿下には逮捕状が出され、命を狙う殺し屋まで送り込まれる事態となる。
逃げ場を失った殿下は、偶然その場に居合わせた下村フースケに助けを求め、フースケのアパートへと亡命することになった。
そして殿下は日本に永住するつもりで、祖国から家族を呼び寄せる。
やって来たのは、王妃13人、王子30人、王女7人。
壮大すぎる家族全員が、フースケの狭いアパートで暮らすことになった。
さらに殿下には、祖国に“正妻”が別にいるという。
殿下は大統領の身でありながら女遊びが絶えず、その奔放さが国民の信用を失わせ、革命が起きたのだと語られる。
やがて殿下は革命政府と手を結び、祖国へ帰ることになる。
フースケも招待され、革命政府の新大統領と対面するが──
そこにいたのは、殿下の“正妻”だった。
革命騒ぎの正体は、国家を揺るがす大事件ではなく、夫婦喧嘩が発端だったのである。
収録されてる出版物
登場キャラクター
【資料】
・手塚治虫文庫全集 フースケ 講談社