
未来から来た幽霊夫婦の悲劇に巻き込まれ、運命から逃げようとするフースケのSF怪談コメディ。
発表
発表日:1972年1月8日
出版:プレイコミック 秋田書店
あらすじ
ある日、下村フースケの家に、裸の男女が突然現れた。
姿ははっきり見えるのに、触れることはできず、向こうからはこちらが見えていない。
まるで幽霊のようだった。
奇妙なのは、彼らの姿が フースケの部屋の中でだけ見える という点だった。
外へ出ると、二人は跡形もなく消えてしまう。
フースケは二人が読んでいた新聞の日付を見て驚く。
どうやら彼らは 10年後の未来から来ている らしい。
毎日裸で過ごす美しい女性に、フースケは次第に恋心を抱くようになる。
しかし女性が外出している間、男は浮気相手を家に連れ込み、さらに女性の財産を奪うための 殺害計画 を立てていた。
フースケはこの未来の悲劇を止めるため、SF好きの警察に相談し、解決策を探す。
そこで出た案は──
「先にフースケがその女性と結婚してしまえばいい」
未来の運命を変えるため、フースケは女性を探し始める。
そのとき、未来の二人の会話が聞こえてくる。
女性は 下村風介を亡くした未亡人 だという。
しかも風介は事故に見せかけて殺されていた。
そこへ警察から連絡が入る。
「女性が見つかった」と。
フースケは叫んだ。
「出ていけー!」
収録されてる出版物
登場キャラクター
【資料】
・手塚治虫文庫全集 フースケ 講談社